- ザブングルはもうあきらめるしかない。とうとう、商品を目にすることもなく終わってしまったよぅ。めそめそ。ザブングルとアイアンギアとウォーカーギャリアはこれからしょっちゅう目にするんだろうけど。めそめそ。
- 東野圭吾著「使命と魂のリミット」を少し前に読了。評判らしい評判も聞かず、聞いたとしても、キャラクターが弱いとか踏みこみが甘いとか、そんなものばかり。いや、大変に面白かった。私の、いや私たちの東野圭吾が戻ってきた感じがする。この徹底したエンターテイメントの精神、余計な文言を費やさず状況設定と構成のみで感動させる力量。こういう作品は、変に知った顔して難癖つけるのではなく、素直に面白かったと言えばいいんじゃないのかなぁ。そうでないと、ミステリーはますますダメになる。
- さすがの私も「殺人の門」とかそのあたりで「大丈夫なのかな?」と思った。でも、今は何の心配もしていない。また「天空の蜂」の無量配付を始めようかな。※東野圭吾氏は「天空の蜂」への思い入れが強いらしく、自作解説などで、まったく売れなかったことへの恨みつらみを書いている。「天空の蜂」は大変に面白い小説であるし、もっと読まれていいはずと、文庫化を機会に20冊購入。「面白いミステリーはないですか?」ときかれるたびに配布していた。在庫も底わついたし、東野氏も直木賞作家になってしまったし、もういいだろうと止めていたのだが。
- というようなことを諸々考えながら、「たぶん最後のご挨拶」(東野圭吾)を読んでいる。
- うん、やはり私は、心底、東野圭吾作品が好きらしい。