怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ひと箱1000円! と要は煙の問題

  • 購入した鳥。梵天なので、「ボンテン」と名付けよう。
  • ガンプラだって値上げなんだ、そのくらい、当たり前だろう! ……というのは半分冗談だけれど、果たして、今の日本で実現できるのだろうか。

 

産経新聞の2008年3月4日付けコラム「正論」に、笹川日本財団会長の主張が掲載されている。それによると、日本で320円で売られているタバコは、ロンドンでは5ポンド(1045円)。各国と比べても日本のタバコの値段は安く、
「日本も1箱1000円とするよう提案する。現在の3倍以上になるが、たばこ増税は喫煙規制が進む世界の大勢であり、厳しい財政赤字の中、実現すれば大きな財源になる。国会には超党派の議員立法として正面から取り組んでいただくようお願いしたい」
と書いている。1箱1000円になれば、消費量が3分の1に落ち込んだ場合も3兆円を超す税収増が見込める計算で、未成年者の喫煙も抑制できるため、消費税より先に議論すべきテーマだとしている。
日本学術会議も同日、たばこの増税・値上げをするべきだとだという要望書を国に提出。ホームページにも「脱たばこ社会の実現に向けて」と題しその内容を掲載した。日本学術会議の試算によると、税金を現在の一箱あたり約189円に300円加えた場合、喫煙者は300万人減の3310万人になり、たばこ消費量は800万本減の1910億本。税収は2.05兆円増え4.29兆円になるのだという。

 

  • 私は吸わないので、煙草の値段がどうなろうと知ったことではないが、今年から始まる、「煙草を買うためのカード」はまったくもって無駄だろう。成年が一人仲間内にいれば、買って回すことができる。そもそも、煙草の嫌なところは、あの嫌な臭いの煙だ。未成年はこっそり隠れて吸うのだから、吸わない者への害も少ない。逆に堂々と吸うようなのは、前述したように、何らかの抜け道を考えるだろう。そんなことに金を使うくらいなら、歩きながらバクバク吸っているヤツや、携帯灰皿持ってるからいいんだろうと交差点待ちやバス停などでモクモク吸っているヤツらを取り締まってもらいたい。
  • それにしても、ひと箱1000円はすごいなぁ。そこまでしなくてもと思わないでもない。喫煙室や分煙をきちんと守って吸っている人に関しては、別に自由にすればいいと思うのだけれど。
  • メタリノーム。

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