怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ヤブ歯科医のいかした助手

  • 地獄を見た抜歯だったが、歯医者の腕自体はなかなかのもの。その後、まあ順調に推移している。ただ、この歯医者、最大の問題点は、のび太級の男性見習いがいることだ。まず、レントゲンを撮る際の指示がむちゃくちゃ。親不知をガリガリやっているとき、先生に渡す器具を間違える。その後、縫合を任されたのはいいが、五分たっても十分たっても終わらない。顔にタオルをかけられているので、詳細は分からないが、横にいた女性の助手さんが、「○○先生を呼んできて」という声が聞こえる。「早く!」「いいから呼んできて!」とヒートアップ。ついに先生登場。すると見習いの声で、「すみません、一回やったんですけど、ほどけちゃいました」。殺す気かよ。
  • すべて終わって会計も済み、先生と次回の日程を決めていたとき、先生が、「抜歯した横の虫歯も治療しておきました。詰めましたよね」「いや、どうか判りません」。先生、診察室に消える。やがて、「大倉さん、診察室にどうぞ」「ええ……!?」
  • 危うく歯に大穴あけたまま、帰るところであった。
  • 早くあの男をクビにしないと、歯医者の信用にかかわると思うのだが。