怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

レッドセル 打ち切り……

  • もうすぐWOWOWで放送中の「レッドセル」が終わる。大人気でシーズン7越えをしている「クリミナルマインド」のスピンオフであり、主演にホレスト・ウィティカーを据えながら、13話での打ち切り……。
  • 感想は書いていないけれど、11話まではすべて見ている。それなりに面白く、見ている間はとても幸せ。爆弾魔、無差別狙撃犯など現在進行型の暴力犯罪が多めで、タイムリミットサスペンスとしてもいい出来だと思う。
  • 一番の問題は、これが「クリミナルマインド」のスピンオフということにつきるだろう。期待値の大きさもあっただろうし、何より、おおよそのパターンは、すでに本家でやられてしまっている。
  • では、何か別の切り口や魅力的なキャラがいるかというとそうでもない。全体的に地味で、回を経るごとにじわじわくる人物像が多い。まさか13回で終わるとは思っていなかったのだろうなぁ。その辺、出し惜しみなく、最初からキャラネタを投入しまくってきた「glee」とは対照的。
  • キャラクターに関して、本家と比較するなら、やはりドクター・リード的立場の人がいなかったのは辛い。本家「クリミナルマインド」で、BAUを有能な機関として機能させているのは、リードとガルシアがいるからだと思っている(この二人のおかげで解決できた事件のなんと多いことか)。「レッドセル」にガルシアをそのまま投入したのは正解だったが、残りのキャラクターがすべて、デレク・モーガンだったのは、きつすぎる。
  • 「BONES」のスピンオフ「FINDER」はどうなるのだろう。