怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

「LAW&ORDER」と「ホミサイド」のクロスオーバーを消化しよう3

  • 「LAW&ORDER」と「ホミサイド」のクロスオーバーを消化しよう3

LAW&ORDER 9
第14話
女性の遺体が見つかる。状況は頭を打ち抜いての自殺だったが、検死の結果、死因は鼻を潰されたことによる窒息死と判明する。指紋から遺体はジェニー・マクブライト、ボルチモアの社会保障局・副局長と判る。家も職場もボルチモアの人間の遺体が、なぜニューヨークで発見されたのか。刑事たちは、被害者が経済審議会の仕事でホワイトハウスにいたが、その後ボルチモアに異動となった事実を突き止める。実質的な左遷であり、彼女は仕事上の悩みを抱えてもいたという。やがて、殺害場所がボルチモアであると判明、被害者が政府高官であったこともあり、ニューヨーク、ボルチモアの合同捜査が展開されることに。ボルチモアからはマンチ、シェパード両刑事がやって来る。捜査は進み目撃証言などから、前科のある容疑者が浮上、刑事たちは逮捕に向かう。そんな中、検察官にデル独立検察官が面会を求めてくる。証人保護のため、デルの要求を拒否したマッコイだったが、逆に大陪審に召喚される。

 

ホミサイド
第115話
容疑者が殺害されたことでニューヨークでの捜査は終了。だが、マッコイたちはさらなる捜査を指示。舞台はボルチモアへと移る。だが拘留されていた容疑者の一人は、デルたちの介入によりワシントンへと移送される。なぜデルは今回の事件に執拗なまでの興味を示すのか。マクブライト殺しが単純な殺人事件であるなら、なぜ、わざわざ遺体をニューヨークに運んだのか。刑事たちの調べで浮かび上がった収監中のギャング、リトル・ウォルター。刑事たちは彼から情報を得ようとするが、地方裁判所にて減刑を審議する審査会が開かれることに。何者かが裏取引をしたに違いない。ホワイトハウスまで巻きこむマクブライト殺しの真相は……

 

  • さすがに三度目となると、「またボルチモア!?」感はいなめない。それでも、今回はホワイトハウスの陰謀まで絡めた、骨太な事件。しかも二つの番組のキャラクターそれぞれに配慮した作りになっている。事件そのものは二転三転して、その度にスケールがでかくなっていくので、ついていくのが大変。
  • しかし、悪が栄えるのはある種の快感を覚えるが、嫌なヤツ大勝利ってラストは、さすがにどうかと思う。まあ、それが二つの番組の持ち味でもあるわけだけれど。うーむ、面白かったけれど、すっきりしない。
  • ホミサイド放送時のスーパーチャンネル(現スーパードラマTV)のクロスオーバー告知テロップも、人を小馬鹿にしたもので、今改めて見ても、もう少し何とかならなかったのかよと思う。まあそれとは別に、そろそろ「ホミサイド」や「OZ」、あらためて放送(字幕含む)してもいいんじゃないかと思う。DVDもないし。