怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

LAW&ORDERのクロスオーバーを消化しよう!

  • LAW&ORDERのクロスオーバーを消化しよう!

LAW&ORDER15
第20話
ジャッキー・オグデンが弁護士事務所の40階会議室で撲殺される。争ったあと、レイプの痕跡もなし。ただし、被害者は殺害少し前に、合意の上での性交渉をもっていた。事務所が抱える弁護士は700人。入り組んだ人間関係に、刑事たちの捜査は難航する。やがて、被害者が妊娠していたことが判り、刑事たちは、所員全員のDNAを採取することに。だが採取はあくまで任意。応じたのはわずか22人。だが、まもなく父親が判明。一方、被害者がセクハラ訴訟を起こそうとしていたことも判明。刑事たちは、容疑者を逮捕する。
第二級殺人で容疑者は起訴。被告弁護側は被害者の男性関係をマスコミに流し、イメージの悪化を図り、DNA採取の違法性を主張して自宅からの押収物排除請求をだす。被告はアメリカ随一とも言うべき法律事務所の共同経営者になろうとする男。だが、検事は最高責任者フォッグの証言に疑問を感じ始める。やがて、証券取引委員会がフォッグを証券詐欺容疑で捜査中との情報が……。次々と枝葉をつけて複雑に見せているだけで、実はものすごく単純な事件なんじゃ……という思いもする。事件は解決を見るが、途中で起きた重要証人射殺事件は未解決。その結末は、「陪審評決」の第8話へと続く。

 

LAW&ORDER TRIAL BY JURY
第8話
ジャッキー事件の証人が移送中、銃撃され死亡、一緒にいたグリーン刑事も重傷を負う。犯人逮捕に執念を見せるマッコイだが、別の裁判を抱えているため、事件はカイバーたちの担当に。グリーンの相棒、ジョー・フォンタナはヘクター・サラザールと組み、捜査に当たる。殺害されたペルーソは、元警察官。一年前に退職しているが、実はその前に売春で捕まり停職になっていたことが判る。SVUのマンチによれば、ペルーソは札付きの悪徳警官だったらしい。まもなく、グリーンの目撃証言などから容疑者が判明、逮捕に至るが、男は雇い主を明かすとして取引を申し出る。カイバーたちは、その証言を元に、雇い主の男に対しおとり捜査を仕掛けるが不発に終わる。公判の行方は……。

 

  • クロスオーバーと言われればそうだが、ジャッキー殺しとも、怪しい臭いプンプンのフォッグとも事件はまったく無関係で、「たまたま交差したまったく別の事件」が描かれるだけ。期待値が大きいだけに、肩すかし感も大きい。クロスオーバーにするため、両番組とも何だかちぐはぐなものになってしまった印象はある。
  • とはいえ、マッコイなど他番組の出演者たちが入り乱れるのは、ファンとしてうれしい。特にマンチはおいしいねぇ。