- クローズアップ現代が最終回だった。四月から装いも新たに、再開するらしいが、番宣などをみると、もう国谷キャスターが死守していた番組のカラーは微塵も見られず、とても見る気にはならない。
- それにしても、23年続いた番組が、あそこまでひっそりと終わるのも、ファンとしては悲しいものがある。国谷キャスターの意向だったのかもしれないが、せめて、23年を振り返るくらいの特番があってもよかったのではないかと感じる。
- 2000年くらいから、クローズアップ現代は毎日見ていて、ここ10年分は、後年の資料となるかもという思いから、DVDに保存している(100枚くらいあるが、初期のころのものは、DVDの不具合もあり、エラーが出る場合も多い)。見て見ないと何とも言えないが、四月からの番組は、到底、保存しておく気にはならない。
- 政治問題に関心はないし、自分が生きている間、何とかもってくれればいいやくらいの無責任男ではあるが、クローズアップ現代の終わり方にはどこか不自然さを感じるし、あの最期を見せられては、さすがの私も「危機」を感じずにはいられない。時代は悪い方向に向かっているのだろう。
- まあ、それはともかく、国谷キャスター、長い間、おつかれさまでした。実は、かつて福家警部補がNHKでドラマ化された際、一度だけNHKまで打ち合わせに行ったのですが、そのとき、エレベーターの前で、国谷キャスターとすれ違ったのです。思わず、「いつも見てます!」と叫びそうになってしまいました。ずっと番組のファンでした。願わくば、またどこかで、お元気な姿を拝見したいものです。
