先日、「福家警部補の挨拶」や「警視庁生きもの係」のプロデューサーK氏たちと、打ち上げというか忘年会をした。キジ料理の店で、驚くほど美味しかった。キジって食べられるんだ……。クジャクは……どうなのだろう。
そこは日本酒もたくさんあるお店で、何となく、「福家警部補の挨拶・第4話 月の雫」の話になった。2時間サスペンスの女王である片平なぎささんが、あろうことか犯人を演じて下さった珠玉の回である。被害者役は清水紘治さん。リー・ケフレンですよ。その清水紘治さんが真冬の撮影であるにもかかわらず、水の張った桶に突き落とされる……。K氏にお尋ねしたところ、お湯だと湯気が出てしまってダメなのだとか。ぬるま湯でもダメで、ほぼ水だったと……。清水紘治さん、今さらながら、すみませんでした。
月の雫絡みでは、番組終了後の打ち上げで、主演の檀れいさんから、第四話の撮影は、NHKの単発ドラマと掛け持ちであったと聞いて驚愕した思い出が。撮影途中に別スタジオに行き、1-2日で撮影、戻ってすぐ第四話の撮影をしたとのこと。あの膨大なセリフをこなしながら、別ドラマ……。プロの凄さを思い知った。
あのドラマから、もう三年……かな? その後、福家の新作は一冊しか出ていない。来年は何とか新たな一冊がだせるはず。中編二本、短編二本の計四本収録になる予定。