怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

腸閉塞と桂米朝師匠「卯の日詣り」

  • 昼から五分粥。
  • 回復している自覚はあるが、「退院」の言葉は聞けず。残念。
  • 今日からつらつらと日記をつけはじめ、明日からは仕事も始めよう。
  • 桂米朝師匠「卯の日詣り」を聴く。
  • 旧版の「桂米朝上方落語全集37集」に入っていたもの。おそらくCD化はされていないだろう。というより、今の時代には言葉の問題で上演できない。そもそも内容がすさまじい。体の不自由な人間ををおおらかに揶揄している。そういう時代だったのだろう。決して不快ではない。それどころか、これほどのおおらかさがあれば、もっと良い関係が築けるのではないかと思えるほど。20分ほどのネタであるが、現在では使用不能な言葉が10は出てくる。古典芸能とはいえ例外は許されないのであって、こうした噺は消えていくよりない。「算段の平兵衛」も、CD版ではサゲが入っていない。コードにひっかかるからだ。どうにもならないと承知はしているが、それでも何とかしていただきたい。