- 午前中、急な打ち合わせ。新刊のゲラがついに来てしまった。今回は裏でバックアップしてくださっている人がいて、その方との打ち合わせが来週ある。これは逆に楽しみ。
- 明日は明日で、とある長篇小説の監修をお願いした人とニ度目の打ち合わせ。前回は5時間をこえてしまったし、果たしてどうなるか……
- 「刑事コロンボ読本」のバージョンアップ版が出るらしい。
- 世の中にくだらないテレビドラマは星の数ほどあるし、失敗作は無数にある。それでも、100% 間違っているドラマに出会うことはまれだ。2006年、私はそんな作品に出会ってしまった。月曜8時からはじまった「ドン亀」である。脚本、演出、キャスティング、放送時間、放送中のすべての映像、役者さんのすべてのセリフ、もう何から何まで、あらゆるものすべてが間違っている。正しいのは間に入るCMだけという感じ。初回スペシャルは存分に楽しませてもらいました。これほどの作品は未来永劫でないのではないか。そんなパワーを持っている。具体的にどう表わせば良いか今だ判断がつかないのだが、「刑事貴族3」と「水戸黄門」と「プロジェクトX 挑戦者たち 窓際族が世界規格を作ったーVHS・執念の逆転劇」と「スーパーコップ」を足してゼロをかけたような感じでしょうか。
- 「ドン亀」がすごすぎて、他の何を見ても普通に感じる。ダメだ。感覚が狂ってきた。
- 何とか立て直すべく、最近のお気に入り、「プロフェッショナル」の録画を見ようとしたら……どへぇ、4月から時間が変わっていたのねぇ。入っていたのは、9時からのニュース。それにしても、この貧乏神が実体化したようなアナウンサーはどこから連れてきたのだ。見ているだけで精気を吸い取られる。これだけ陰気にマイナスオーラを発散できる人も珍しい。ナレーションは断定口調になってるし、リズムが変。気持ち悪いよぅ。変なニュースを見てしまったよぅ。気分が落ちこんでいる人は、午後九時のNHKはつけないように。
- ムサイ。