怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

LaLa TVとTHE CLOSER

  • 本日は「本格ミステリー作家クラブ」の執行会議というものに行ってきた。帰りの電車の中で、北村薫さんと一緒になった。遠くから見つめていたことはあったけれど、間近で、しかもサシでお話するのは初めて。さっそく、話題は落語のことになり、先日出た「桂米朝上方落語全集」のことになる。「算段の平兵衛」のめくら落ちが平成録音ではなくなっていたとか、志ん生のCDで「女こじき」の「こじき」の部分が切られていて妙だったとか、若いころの枝雀はやっぱり良かったとか、松鶴は晩年呂律が怪しくなっていたのだが、昨年NHKBSで放映した落語番組ではわざわざ晩年の松鶴の映像を流していたがあれはけしからん、とか、素敵に濃密な時間をすごさせていただいた。
  • 良い一日になった。
  • スカパー「LaLa TV」。「ジェシカおばさんの事件簿 第4シーズン」放送で一気に見直した。そしてさらに、4月からは「THE CLOSER」放映開始の予告が! この番組、私のテレビ仲間(失礼なくくりですみません)であるSさんのサイトで存在を知った。以下、ご本人の承諾を得て、引用させていただきます。

 

◆雑誌『TV station』にLA在住のライターが向こうで放映されているドラマの情報を伝える「海外ドラマ超先取りレポートfrom U.S.A.」という連載があるんですが、発売中の号で紹介されている作品が、かなり気になります。
タイトルは『The Closer』。CIAで尋問の特別トレーニングを積んできた凄腕の女刑事がロサンゼルス市警殺人課(コロンボと同じだ)のチーフになって部下を指揮する刑事ドラマということなのですが、「複雑すぎる伏線と、些細な事実を巧みに結び、犯人を追いつめ、自白せざるを得ない状況を作りあげるストーリー展開は天才的。ぼんやり観ているとケムに巻かれた気分になるので、ビデオを巻き戻して、鮮やかな謎解きを完全理解したくなる」

 

  • タイトルは野球のクローザーにひっかけてあるそうで、主人公は取調室に入ってからの「最後の切り札」なのだとか。あまりにも楽しみだ。
  • とある会議に出たり、身内の付き添いをしたりして一日が終わる。さすがに疲れてきた。明日からは自宅に戻る予定。