- 掃除機の呪いなのだろうか、身内の調子が激変。
- いろいろな仕事を片づけ、さぁ、あとは書き下ろしを書くだけとなったとたん、身内から電話。電話口で「れろれろ」言っていて何だかよく判らない。突然、ろれつが回らなくなり、上手くしゃべれないようだ。しゃべれないのに、助けを求める手段が電話というのも笑い話。本人は病院嫌いなので、自分からは行くと言わない。いったん電話を切り、私から順天堂医院の救急に電話。順天堂は「ER」システムを採用、脳神経内科の担当医がすぐに電話に出て対応してくれる。言葉が出なくなるのは、かなり危険なことであり、すぐに来いと言ってくれた。無理なら救急車を呼んでも良いとのこと。
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実家に駆けつけると、意識もはっきりしているのだが、ふつうに歩くのはちょっと難しそう。仕方なく、救急車。
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救急車不足が問題になっているが、まさに実感。実家管轄区内では車が見つからず、まずは隣の区の消防隊員が来てくれた。緊急ではないことを確認したうえで、本来の担当に引き継ぐかっこうになる。これが脳梗塞とか、一分一秒を争うものだったら、アウトだろう。
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受け入れができていたので、順天堂に運んでくれて、あっさり検査入院。すべてが終わったのは、午前二時。帰宅したのが三時。やれやれであった。
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病名は判っていて、治療に適する薬も判っている。でも、原因が不明。薬を飲んでいれば症状はでないが、強い薬のため、副作用がでる。だから薬を減らしていく。減ると再発する……の繰り返しで三年。そろそろ何とかしてもらいたい。
- ゲラやメールや発送仕事などを、たまたま昼のうちにすべて済ませておいたので、良かった。問題は連載と書き下ろしだよなぁ。まぁ、初めての経験でもないし、何とかなるだろう。
- 日本版のERに入ったり、救急車に同乗したり、それなりに経験値の上がった一日ではあった。また莫大な医療費がかかるけれど、仕事で取り返すべく努力をしよう。そういえば、腸閉塞探偵もまだ書いてないなぁ。
- それにしても、買ったばかりの掃除機はどうなるのだ!?