怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

閉店「マエストロ」

  • 蒲田の模型屋さん「マエストロ」が閉店することになったとのこと。うーん、残念。私もここ半年ほどすっかりご無沙汰だったので、あまり偉そうなことは言えないのだけれど、模型好きのたまり場がなくなってしまうのは、寂しい。
  • 一日の大半を怪獣の模型やガンプラ作りに捧げている私だが、今までに二度、卒業かなぁと思う時期はあった。一度目は高校二年か三年のころで、ガンプラにも飽きて作るものがなくなっていた。そこに登場したのが、当時住んでいた京都北大路にできた模型屋さん「北大路模型」だった。ここの親父、牧如月氏が、「三人目の幽霊」などに出てくる「牧大路」のモデルになっていることは、今までにも書いた。二度目は2000年になる少し前。ボークスが怪獣ガレージキットからの撤退を始め、ガンプラのMGにも乗り遅れ、作るものがなくなっていたころだ。そこに登場したのが、越智信善氏が経営するマエストロだった。おかげさまでガンプラ熱がすっかりぶり返し、同時期に怪獣ガレージキットが復興し始めたこともあり、模型病は以前にも増して重くなった。
  • 模型への興味が少し薄くなったとき、それを引き戻す、強烈な模型屋さんが必ず現れる。これも運命なのだろう。そしてその模型屋さんも、時とともになくなってしまう。これもまた運命なのか。うーん、残念。