怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

宇宙人、うちに現わる

Muho2009-01-18

  • かってイワクラという、サタンが運営しているとしか思えない、悪辣な食玩メーカーがあった。今から5-6年前、食玩ブームピークのとき、彼らは「ガメラ、ガッパ、ギララ特撮大百科」と「ゴジラ特撮大百科」なるシリーズを出していた。どちらも全12種前後。だが、彩色版とクリアがドーンと半々。レアがあり、レアなレアがあり、シークレットがあり、シークレットの色違いがあり、シークレットの中のシークレットがあった。私は「ガメラ、ガッパ、ギララ特撮大百科」などを毎回、ワンカートン、60個購入していたが、それでも全部揃わないものもあった。
  • 「ガメラ、ガッパ、ギララ特撮大百科2」のシークレットはメタル製のアストロボートだった。60個に1個の割合。だが、それとは別に、「パイラ人」全4種が存在した。岡本太郎デザインの認定証がついて、限定1388体……という噂。立ちポーズの赤とグレー、踊りポーズの赤とグレー。いったいどういう割合で混入されていたのかは今もって判らない。恐らく、サタンを崇拝するオタクの元にだけ届くようにセットされていたのであろう。一時期、オークションなどでは、8000円は当たり前、酷いときには20000円とかだった記憶がある。
  • だが、正義は勝つ。サタンイワクラは滅亡し、もはや、-「ガメラ、ガッパ、ギララ特撮大百科」を覚えている者も数少ない。先日、ふと「パイラ人」のことを思い出し、検索をかけてみた。出るわ、出るわ、オークション花盛り。しかも、1000円とかまである。岡本太郎認定で1388個なのに、1000円! ということで、晴れて、「パイラ人」4種が我が家に来た。ようこそ、パイラ人。苦節五年、これで「-ガメラ、ガッパ、ギララ特撮大百科2」が真の意味でのフルコンプリートとなった。
  • そして、オークションで見つけた完成品画像。雰囲気よくでていると思うのだが、なぜかあまり高値がつかない。

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