怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

俺は身内のお守りじゃねえぞ、クソが

  • PHPの山岳ミステリーを書き終わる。全540枚。ほぼ予想通り。やはり、11回になってしまった。どうしよう。
  • さあ、福家だ。まずは犯人の履歴書を作るために取材をしなければ。
  • 身内の状態がいま一つで、入院することになった。大本の病気は抑えられているのだが、嚥下機能が低下し、うまくものが食べられない。無理に食べるとむせて、肺炎になる。この数週間も何度か高熱をだし、そのたびに体力を奪われているらしい。主治医と相談の結果、徹底した検査と栄養回復のため、入院やむなしになった。
  • で、ベッドが空くのを待っていたわけだが、金曜の夜、携帯に施設から電話があった。そのとき私は、手が離せない用事で電話に出られなかった。着信から一時間後にメッセージを聞いた。
  • 「病院のベッドが空いたと連絡があったけれど、受付終了まであと10分。それまでにオーケーかどうかの電話をください」とのことだった。メッセージを聞いた時点ではタイムアウト。施設も通常業務は終わっている。仕方ないので翌日、電話をすると、電話をすぐに返さなかったことをそれとなく批難され、病院のベッドの件はいったん白紙となり、月曜日に再交渉するとの返事だった。
  • 大恩ある施設の人だから殴ることはしなかったが、ふざけるなという思いは強い。俺は身内のお守りをしているわけじゃないし、仕事だってしているのだ10分以内に電話しろと言われても、必ずしも対応はできない。それができなかったからと言って、文句言われんのかよ。
  • どいつもこいつも、私のことを何だと思っているのだろう。いいようにこき使われて、こっちには何のメリットもなし。こんなことばっかりだ。
  • こういう日々もいつかは終わると思ってずっとがんばってきたが、一つ片付けば次が出る、みたいで終わる気配はない。もう一生、こんな感じなんだろう。
  • 恐らく月曜入院の線は動かないと思うが、たとえ何があっても、夜は予定通り調布に行くのである。その程度のことも許されないのなら、私は介護を止める。