怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

Gメン75DVDと響圭子刑事

Muho2006-10-17

  • 病院へ行き、書類提出。事務手続、やっと完了。やれやれ、おかげさまで経験値が上がったよ。法務局、家庭裁判所などの場所も判ったし。身内は新療法の効果がすこーし出てきたのか、ぶち切れて怒鳴ったりすることはなくなった。それでも憂鬱そうな顔でふさぎこんでいる。これは本当に伝染する。冷たいようだが、距離をあけないと……。

  • 気分転換に有楽町へ行き、最近、知った喫茶店で「福家」の次作を考える。ノートを手にうーんうーん言ってる、頭のおかしな男と店員さんは思っただろう。

  • Gメンの話題が出たので、DVDボックスを調べてみた。なんと! 既発売分のバラ売りが始まるという。しかし、話数も多いし、「フォーエバー」とか「ベストセレクト」とか抽象的なくくりでは、買う側もどれを選んで良いのか判らないだろう。パンフレットには話数だけでタイトルもなし。ちょっと不親切だろう。ということで、私的にお買得品を検討する。
  • 私にとってのGメン75は、響刑事である。つまり1話から103話まで。中でも33話で関屋警部補が殉職してからが特に素晴らしい。そういう視点でDVDのセレクトを見ていくと……
  • 「女Gメン編」Vol,1 には、23話「車椅子の婦警」、36話「女刑事を襲った男」、92話「女の留置場」が入っている。これはお買得でしょう。23話は必見だし。もう一本106話も収録されているが、速水刑事活躍編でこれもまた見る価値あり。
  • 「BEST セレクト編」Vol,1 には2話「散歩する囚人護送車」、4話「殺し屋刑事」、9話「ニセ関屋警部補」、47話「終バスの女子高校生殺人事件」収録。2話は小山内美江子が脚本、4話には若林豪がゲスト、というだけのセレクトで見るべきものは別にない。ただし、47話は別。響ファンとしてこのエピソードだけははずせない。必買。
  • 「BEST セレクト編」Vol,2 には59話「東京ー沖縄縦断捜査網」、60話「暑い南の島沖縄の幽霊」、61話「沖縄に響く痛恨の銃声」、82話「刑法240条、強盗殺人罪」収録。何といっても沖縄三部作の収録は快挙。ハブとか響刑事の受難とかもうたまりません。これはとにかく日本人の必携アイテム。
  • 「BEST セレクト編」Vol,3 には86-88話までのパリ三部作、93話「29の死神の手紙」収録。パリ編はどうでもよろしい。ただし、93話はミステリーとてしてもそれなりに面白いので、見る価値あり。うーん、うまい振り分けしてくるなぁ。
  • 「フォーエバー編」は登場殉職ばかり。基本的に興味なし。響刑事ファンとしては、103話「また逢う日まで響圭子刑事」の収録が痛い。
  • 103話までで、収録して欲しかったものもたくさんある。49話「土曜日21時の殺人トリック」はもちろん、56話「魚の目の恐怖」(これは古田刑事編と並べて収録を望む)、85話「77元旦デカ部屋ぶっ飛ぶ!」もぜひぜひ。しかし、この三本を入れないなんて、セレクトしたヤツもたいしたことがない。