- 取材に行く。先日はゴジラを演じた俳優の喜多川さんにお会いしたが、今回はミレゴジ以降のゴジラ(一部作品を除く)を造形されている、若狭新一さん。工房を直接訪ねると、パテや溶剤の臭いがプンプンしていて、とても気分がよかった。
- 「ミレゴジ」以降、「メガギラス」「×機龍」「東京SOS」のメイキング写真を山ほど見せていただき、興味深いお話をいっぱいきけた。
- 「ウレタンで作った重量60キロの着ぐるみは、水に浮く」というのは、そのままミステリーだ。
- 最終的には取材なんてほったらかして、オタク話ばかりになったのだが、「怪獣映画は様式美」と若狭さんが言うのを聞いて、自分の認識が間違ってなかったのだと知りホッとする。
- 「様式美としての怪獣映画はもう終わった」という点でも意見が一致。「東京SOSが最後だと思っていたから」としみじみ語る若狭さんが印象的だった。