- ちょっと毒吐き。「ニュース23」でウルトラマンのちょっとした特集のようなことをやっていた。もともと質の悪い番組だから、質の悪い特集だろうなと思いつつ、見る。予想をはるかに越えた質の悪さで、げっそり。
- 中でもひどかったのは、冒頭で紹介された「ウルトラマン」を教材にしている教師。何でそういう風にウルトラマンを理解したがるのかなぁ。ウルトラマンって子供番組よ。別にその中に主張だのテーマだの盛りこむ意図があって作ったわけではないのよ。それを教材にするって、どういう精神構造なのか。しかも、取り上げているのが「怪獣使いと少年」なんだから、よけい質が悪い。ウルトラマンをエンターテイメント以外のもので語るのはナンセンスだと思うし、それでは我慢できない頭でっかちなやりたがりが、「ウルトラマンメビウス」みたいなものを作ってしまうわけですよ。オタクはオタクらしく、家でDVDを何度も見て、一人でニヤニヤして、ガレージキットを作り、脳内で怪獣を遊ばせて周囲から気持ち悪がられてればいいわけですよ。それこそが、正しいウルトラマンの受け取り方でしょう。教材に使うだなんて、ああ、気持ち悪い。吐き気がする。
- 唯一の救いは、「怪獣使いと少年」のパン屋が見られたこと。あのシーンが再び電波にのるとはなぁ。貴重な体験でした。