- 「ウルトラマンメビウス」を見る。全体として面白く見た。それでも、まったく好きにはなれなかった。剣豪が地球にやってくる。これだけで、宇宙を日本人が作ったことになっている。
- 隕石落下のタイムサスペンスはなかなかのものだが、肝心の剣豪と一部もリンクしていない。これは明らかに別々の話だろう。地底怪獣の、意志を持たぬ進撃とシンクロさせた方が面白かったと思う。
- 日本の壊滅が目の前だというのに、メビウスは決闘を見ているだけ。いくらルーキーとはいえ、おまえはアホか。
- 「ウルトラマン」というのは、地球人が全力をだしてなおかなわないとき、初めて力を貸してくれる「宇宙人」だ。そこだけは崩さないで。それを崩した第二期ウルトラシリーズを、80年代後半、みんな、糞味噌に言ったじゃないか。そして、ティガが生まれたのよ。その糞味噌に言ったヤツらが、どうして意気揚々と第二期ウルトラシリーズを継承していけるの? あざとさ、醜さが画面に出てるよ。
読書
「ジャッカルの日」(F・フォーサイス)
「触発」(今野敏)
「魔神の遊戯」(島田荘司)
「銀の犬」(光原百合)
など