- 珍しく「その時歴史は動いた」なぞを見る。100年前、熊野の森を守った熊楠の運動について。利権、金もうけのため自然を犠牲にする姿勢は、今も昔も変わらない。過激な環境テロなぞに加担するつもりはないが、もう少し厳しく、自然破壊を取り締るべきだと思う。
- 以前にも書いたと思うが、体力的にもう少し自信がついたら、あちこちの清掃登山に参加したい。相当荒れているんだろう、日本の山。私が中高年登山に否定的なのは、礼儀知らずということだけではない。山の環境を大きく破壊していくからだ。小屋に泊まり、小屋の用意した豪勢な食事を食べ、弁当までもらって出発していく。3食布団付き。山登りってそういうものかなぁ……? それを嬉々として受け入れている小屋も小屋だが。
- 学生時代、鷲羽岳まで行ったとき、カメラ片手に岩場を飛び歩くおじさんがいた。もう一週間、北アルプスにいるらしい。「いつまでいるんですか?」ときいたら、「フィルムがなくなるのでさぁ」と笑っていた。そういう人だけでいい、山に登るのは。
- ぶつぶつ言いながらも、ジラースはサフ吹きまでこぎつける。土曜の模型講座には何とか間に合いそうである。