- やったぜ、ハクホウ。トチアズマ企画倒れ。これで当分、日本人横綱は無理ですな。大関候補すら、どこにもいない。
- 読売新聞が落語関係の読み物を紹介してくれていた。まずは「空飛ぶ馬」、つづいて「推理小説なら」と私の書いたものを載せてくれている。いや、推理小説なら「空飛ぶ馬」だと思うけど。落語ブームといのが、私にはまだ信じられないのだが、寄席などの現場はあきらかに「ブーム」を感じているらしい。こういう場所で紹介していただけるのは、ありがたいことです。感謝。
惜しいかな、落語家が大マジメで洒脱(しゃだつ)ではない。やたらに「名人」が出てくる(名人不在の時代なのだ)、落語の題名(「宿屋仇」など)や演出(「親子酒」など)が関西風――。
- うーん、あの小説の世界は「落語が庶民の娯楽として大人気」というパラレルワールドなので、全国に寄席がいくつもあり、名人も腐るほどいる……という設定なのだけど……。「洒脱がない」という意見はごもっとも。勉強いたします。
- 「宿屋仇」「親子酒」、申し訳ないです。たしかに関西風です。「宿屋仇」は桂米朝、「親子酒」は桂春団治、この二つが好きすぎて、そのままの演出にしました。やっぱり気になりましたか……。
- 友人に「阿闍梨餅」も頂戴する。京都の隠れた名物。激ウマですぜ。三つ、四つなど一瞬で食べてしまう。ごちそうさまでした。ありがとう! そして、最近、体重が増えている。腸閉塞で死にそうになっていたころに比べ、13キロアップ!
- 酒を止めたのは良いが、変わりにアルカイダクラスの甘党になり、最近では、五日連続して、中村屋のアンマンを食べてしまった。
ああ、史上最大体重まであとわずか。
鳥日記
小田急デパートのペットコーナーにいったら、売場のオジサンが私の顔をまだ覚えていた。「元気ですか?」ときかれたので、「君がオスだといって私に売りつけたメスの十姉妹はいま、二羽のヒナを育てているよ」と嫌味たっぷりに答えたというのは嘘で、「元気です」とにこやかに答えておいた。
- スコープドッグ。