- お世話になった編集の方が退職されるというので、送別会に参加する。それにしても、優秀な人がいなくなってしまうのは、残念至極。マニアの心理と一般人の心理、その両方を深く理解されていた希有な人物だったと思う。「こことこことはいらないけれど、ここだけは絶対にはずしちゃダメ」というポイントを天然で見分けられる才人だった。退職の理由は聞いていないけれど、彼のような人を繋ぎとめておけなかったのは、会社とか回りにいる人間がバカなんだろう。はっきり言って。また会える日を楽しみに。我々が唸るような本を作ってくださいね。
- 送別会と言いながらも、なかなか濃い面々とお会いできたので、「福家」などについて、いろいろと助言をいただく。「福家の長編」というのは、今や実現不可能ではないと思っているけれど、それをやるためには、恐らく、「商売」とか「生活」の観念を捨ててかからねばならないだろう。
- 「生活」と言えば確定申告。おのれ税金め。不協和音にさらされたX星人のような心境だ。私は未来に向かって脱出する、まだ見ぬ未来に向かってな。ぼがーーーん。