- 最低最悪の精神状態は脱出。とりあえず、またゼロからがんばるしかあるまい。
- 人から言われたり、命令されたことは極力、嫌な顔ひとつせず、やってきたつもりだが、どうして私の頼み事、願い事はどれ一つ、聞き入れて貰えないのだろうとしみじみ悲しくはなる。
- しかし、こんなことばかり言っていては、私が精神破綻を起こしたと思われ、仕事がこなくなってしまう。みなさん、そんなことないですよー。こっちは身内の入院費を稼がねばならないし、祖母の相続税で背負いこんだ借金を返さねばならないのですよー。仕事やります。見捨てないで。何より、愛するミステリーを書かせくださいー。
仕事
- 福家のプロットが、ついに完成したかもしれん。いや、私の功績ではなく、協力者であるM田さんのお力なのだが。本当に感謝です。これでようやく、書き始められそう。福家の締め切りが六月末。徳間の問題小説の新連載、第一回の締め切りが五月末。順番は逆だけれど、福家を先に仕上げてしまいたい。福家を書きながら、新連載用の取材を敢行するべし。
- 問題小説には、作家の紹介ページがある。連載開始に当たって、そのコーナーに写真入りで出ろと言われた。どこか行きつけの場所で写真を撮るという。行きつけの場所なんて……ないなぁ。模型屋さんは軒並みなくなったし、品川在住時代は喫茶店もあったけど……。考えてみれば、最近は各道場と病院くらいしか行ってないぞ。どうしたものか。病院の前で撮るか。
読書
「血と暴力の国」(コーマック・マッカーシー)。